建築土木資材のバックアップ材は、さまざまな現場で使用されています。

しかし、バックアップ材がどのようなものか知らない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、バックアップ材の概要や、材料・種類などを詳しく解説します。

建築土木資材のバックアップ材とは

建築土木資材のバックアップ材には、大きく分けて「住宅の建築現場」で使われるものと、「橋梁補修の現場」で使われるものの2種類があります。

住宅の建築現場で使用されるバックアップ材は、外壁の目地をコーキングする際の底材となります。

橋梁補修の現場で使用されるバックアップ材は、伸縮装置の止水に使用されます。

住宅と橋梁で使用されるバックアップ材は、材料やサイズが異なるため、共通で使用することはできません。

土木資材(橋梁補修)で使用されるバックアップ材

ここでは、土木資材(橋梁補修)で使用されるバックアップ材の、材料やサイズについて解説します。

土木資材(橋梁補修)のバックアップ材の材料

土木資材(橋梁補修)のバックアップ材には、ウレタンフォームが使用されています。バックアップ材に使用されるウレタンフォームはいくつか種類がありますが、大きく分けて、以下の3つです。

  • 軟質ウレタンフォーム
  • 吸音ウレタンフォーム
  • 高反発ウレタンフォーム

もっとも使用されているのは、軟質ウレタンフォームです。キッチンスポンジくらいの柔らかさで、柔軟さがあるため物理的強度が大きいことが特徴です。

車両が伸縮装置上を通過する際の騒音を少しでも減らしたい場合は、吸音ウレタンフォームを使用します。防音室に設置されるスポンジと同じような素材です。

高反発ウレタンフォームは、圧縮残留歪が優れています。圧縮残留歪とは、圧力を受けて変形した後に、圧力がなくなると元の形状に戻る特性のことです。バックアップ材の上部に設置する弾性シール材を支持する際に使用します。

土木資材(橋梁補修)のバックアップ材のサイズ

土木資材(橋梁補修)のバックアップ材のサイズは、住宅用と比べると大きなサイズです。

サイズは現場により異なりますが、一般的には以下のサイズが使用されています。

  • 50*50*1000mm(2000mm)
  • 100*100*1000mm(2000mm)
  • 150*150*1000mm(2000mm)
  • 200*200*1000mm(2000mm)

上記サイズは、以下のページからご購入可能です。

バックアップ材スポンジホームセンターでは、上記以外のサイズにも対応できます。

必要なサイズと数量をご連絡ください。

住宅の建築資材のバックアップ材

ここでは、住宅の建築現場で使用されるバックアップ材の、材料やサイズについて解説します。

住宅の建築資材のバックアップ材の材料

住宅の外壁用のバックアップ材は、以下の材料が使用されています。

  • ポリエチレンフォーム
  • ゴムスポンジ(EPDM)
  • オプシーラー

もっとも一般的に使用されているのは、ポリエチレンフォームです。ポリエチレンフォームは水泳のビート板に使用される材料で、高い止水性と耐候性があります。

ゴムスポンジも同じく、高い止水性と耐候性があり、さらに柔軟性が高いことが特徴です。凹凸のある場所にもフィットするため、隙間なく設置可能です。

オプシーラーはさらに柔軟性が高く、凹凸の激しい場所にも施工できます。ただし、オプシーラーは20%以上圧縮しないと止水性が出ないため、サイズ選びに注意が必要です。

住宅の建築資材のバックアップ材のサイズ

住宅の建築資材として使用されるバックアップ材は、比較的小さなサイズです。以下のようなサイズが一般的です。

  • 5*10*1000mm
  • 10*10*1000mm

住宅の建築資材のバックアップ材は、以下のページでご購入可能です。

バックアップ材スポンジホームセンターでは、その他のサイズにも対応可能です。上記のページに必要なサイズがない場合は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

建築土木資材のバックアップ材は、橋梁補修と住宅建築の現場で使用されます。

橋梁補修では、伸縮装置のシール材を支持するために使用されます。100*100*1000mmなど比較的大きなサイズが多いです。

住宅の建築現場では、外壁の目地を塞ぐ際に、目地底として使用されます。10*10*1000mmなど比較的小さなサイズが多いです。

バックザップ材スポンジホームセンターでは、さまざまなサイズや材料のバックアップ材を取り扱っています。バックアップ材について悩み事があれば、お気軽にお問い合わせください。